葦手の造形性の一考察
加藤ゆかり
日本大学大学院
摘要:<正>はじめに平安時代、「かな」の発達とともに葦手は生まれた。葦手は、葦を中心に水流·岩·草·鳥など水辺の景物を「かな」に似せて書いた絵ともいえ字ともいえる。『古事記』『日本書紀』冒頭の天地初発が、角ぐむ葦の形容から語り始めていることからも、物言わぬ植物にも霊魂が宿っている
- 专辑:
哲学与人文科学
- 专题:
世界文学
- 分类号:
I313.06
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